太宰府にはオータニのレストランがあります。 九州国立博物館の敷地内にあるグリーンハウスです。 九州国立博物館と同じく菊竹清則氏のデザイン。 窓越しに中から外を観たときに受ける印象が、久留米の石橋美術館に似ています。
グリーンハウスでは、特別展に合わせた米倉シェフのお料理がいただけます。 今回は「古代日本と百済の交流」ですから、京風弁当は外して参鶏湯にしました。 3時半のラストオーダーにギリギリセーフで、遅めのランチ。
ベトナム展の時もそうでしたが、このところエスニックが増えています。
それにしても、やっぱりオータニです。 蓮の花が描かれた蓮花です。
グリーンハウスから見える広いポーチには、夏になるとモダンな品種の蓮の鉢が飾られます。 今は冬ですから、オータニの蓮花に描かれた蓮の花に癒される季節です。
蓮花の受け皿にも、やっぱり蓮花の花が描かれています。
祈る心は皆同じ。
食事を済ませてから、忘れない内に手書きのメモと出品目録を見ながら、今回の特別展の復習をしました。 今回の特別展は2度目です。 1回目は音声ガイドを聴きながら鑑賞しましたが、今回は出品目録と展示物を観ながらメモを取りました。
九州国立博物館では、常設展も特別展もインクを使う筆記用具は用いてはならない事になっています。 係の人に頼むと鉛筆を貸してくれますから、メモを取りながら観て、あとで調べる事ができます。 すぐに調べたかったのも、グリーンハウスに立ち寄った理由でした。
「ひとりランチもやっぱり太宰府。」と思った日曜日の昼下がりでした。
セレンディップは何処にある?
ー好奇心を満たしつつ、安き心を祈る場所。