3月25日は天神様の日。
母から頼まれて、昨日は午後から太宰府の梅園さんに季節のお干菓子を求めに行きました。 梅園さんに着いたのは午後5時を過ぎていました。 お店が空いている時は、ゆっくりとお床が拝見できます。
初めて見るお花が生けてありました。
啓翁桜と貝母百合とキンポウゲ。
お正月に我が家の玄関床に飾った啓翁桜の大きな枝とは、かなり風情が違うのでびっくりしました。 聞けば、お庭の啓翁桜は今が盛りなのだとか。 黄色いキンポウゲは知っていますから、知らないのは貝母百合です。
お茶の世界では、貝母(ばいも)として良く用いられるお花なのだそうです。 調べてみたら、編笠百合とも呼ばれるお花。 ご覧のように内側から見ると編笠の様です。
円相のお軸は、柳緑花紅。
以前にも一度拝見した事があります。
母から頼まれた季節のお干菓子を選んだ後で、ふと、ショーケースの上を見たら、ピンク色の薯蕷饅頭がありました。 前回は梅紋がついていましたが、今回は桜の焼印です。 さっそくこちらもお土産に求めました。 来月はわらびの焼印がついた白い薯蕷饅頭だそうです。 母から頼まれたお干菓子が「わらび」でしたから、お茶の世界はやっぱり1ヶ月早いと思いました。
セレンディップは何処にある?
ー 春の桜を愛でる店。
ソメイヨシノ以外の品種を目にするせいかも知れませんが、今年の桜は早いように感じます。
皆様も、ごきげんよう。