9月になると、母が菊慈童のお茶碗を出します。
今年も秋のお彼岸は菊慈童で母の点ててくれたお抹茶をいただきました。
不老長寿の不思議な童。
菊水はこのお話から来ているそうです。
お茶の世界は1ヶ月前倒し。
本物の菊の見頃は涼しくなってからです。 久留米の石橋文化センターは秋のバラフェアの頃と重なります。 太宰府天満宮は、ちょうど九州国立博物館の特別展があっている頃です。
それにしても、最近は掃き清められた明治神宮の参道を懐かしく思い出します。 東京都内にあって、あれだけ観光客が多いのに、あの清らかさ。 参道を掃き清める人達の気持ちは澄み渡っていると思います。
大気汚染で青く澄んだ秋空が望めない今。
心の中の秋空を思います。
セレンディップは何処にある?
ー黄色い菊の咲く清庭(さにわ)