太宰府の九州国立博物館では、「古代日本と百済の交流」という特別展が開催されています。 国宝の七支刀が金の象嵌まで見事に復元されていて、溜息が出そうなほどの美しさです。
展示物に限らず、太宰府には美しいモノが意外なところにあります。 例えば、太宰府天満宮の表参道のタイル。
足元を見たらあまりに綺麗だったので、思わず足を止めて写真を撮りました。
西域からやって来たような見事な文様です。
九州国立博物館の今回の特別展では、「発掘された日本列島2014」の展示も合わせて観ることができます。 まるでお墓の中に入ったような気分になる展示ですが、その中に山田寺跡から出土した塼仏(せんぶつ)がありました。 タイルの上に仏様の像を並べたものです。 復元された仏様の並んだタイルはキンキラキンのチョコレートのようで印象に残りました。
キンキラキンで無くても、印象に残ったのが九州国立博物館のフロアーマットです。
モダンな亀甲文でした。
善く善く見たら、1階のメインエントランスに飾られている天神一丁目の飾り山にも亀甲文がありました。
旅人の中にも亀甲文があるのに、ちゃんと観ていないから分からないんですよねぇ。
梅文は直ぐに分かるのに。
セレンディップは何処にある?
ー亀と梅が集う場所。