ライフワークは心のあり方

新しいことを学ぶのが大好きで、いつも何かしら新しいことを学んできました。

ライフワークで豊に生きるという本田健さんの本。
出会ったのは10年ほど前ですが、本もどこかに行ってしまったので今年はiPhoneアプリを買いました。 今は何と85円です。

本田健さんの本は何冊か買ってワークをしました。
あの頃から、ずっと自分のライフワークを探してきたと思います。

30代の頃は英語教授法を学びたいと思っていました。 米国留学を諦めた頃、40代にさしかかった頃に、福岡でキャロリン・グレアムに出会いました。 ジャズ・チャンツという英語教授法を確立した米国人女性です。

ジャズのリズムを使ってアメリカ英語を教える達人です。 日本国内で彼女からジャズ・チャンツの作り方を直々に学びましたが、今にしてみれば本当にラッキーだったと思います。

何度も彼女のワークショップやセミナーに通いました。

「何からでもジャズ・チャンツは作れる。」

と言って、英語教育で使える簡単なチャンツの作り方を教えてくれました。

ジャズ・チャンツや他の英語教授法も使いながら、子供相手に英語を教えていた時もありました。 ストレスの大きさは当時の私のコーヒーやアルコールの消費量と同じ。 身体も心も悲鳴をあげていましたから、自己犠牲の延長にライフワークはないというのが実感でした。 経験から学んだことが多かった10数年でした。

ジャズ・チャンツの作り方も教えてくれましたが、
キャロリン・グレアムの出会いを通して学んだのは夢を叶える方法でした。

“If you have a dream, write it down.
I don’t know why, but it’ll come true.”
– Carolyn Graham

日記やジャーナルとは別に、夢や目標を紙に書くようになってから、少しずつ具体的に書いたことが実現するようになりました。 諦めたはずの夢が叶い始めてから、自分のライフワークについても考える余裕が生まれました。

本田健さんのライフワークで豊に生きるには、ライフワークとは心のあり方だと書いてあります。

どこにいても心のあり方が同じだから、彼女は世界中を飛び回ってジャズ・チャンツの作り方を広めることができたのだと思います。

キャロリン・グレアムから学びたかったのは、ライフワークで豊かに生きる人の心のありかたでした。 今にしてみれば、ジャズ・チャンツのワークショップにかこつけて、自分探しの旅をしていたような気がします。

アマゾンで1円で売られている自己啓発の本って、薄くて軽いようだけど、案外深かったりするんです。
実践するのに軽く10年かかったりしますから。

今更ながら、0と1との違いを思います。 たとえ1円になっても、市場価値が0にならない存在感です。

もしかしたら、ジャズ・チャンツの作り方の方がシンプルかも知れません。

キャロリン・グレアムって流石だなと思います。 削り方が上手な人です。

泥沼と蓮の花はワンセット。

“Experience is a hard teacher. She gives a test first. Then lessons, afterward.”

舞鶴公園のお堀の蓮
舞鶴公園のお堀の蓮

セレンディップは何処にある?

ー蓮の花の咲くお堀。

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