沈む陽に背を向け種を蒔く男

小雨の火曜日です。

先月を振り返って書いています。

5月19日に九州国立博物館で特別展を観てきました。

至上の印象派展。

九州国立博物館のビュールレ・コレクション

ビュールレ・コレクションです。

ルノアールのイレーヌちゃんもモネの睡蓮も撮影OK。 それだけで大満足の特別展でしたが、つい欲を出してぶろぐるぽに応募しました。

ああ、やっぱり。

ナチスドイツの台頭を背景に集められたコレクションだと知って納得しました。

あまり深掘りはしたくないのですが、画像を九州国立博物館から提供していただいたのでブログにアップすることにしました。

ゴッホの種蒔く人です。

日本の浮世絵の影響を受けた構図だそうです。

ゴッホの種蒔く人

私的には、どう見ても梅の枝です。

ゴッホは複数の種蒔く人を描いていますが、30年以上前にゴッホ美術館でその内の一枚を見た時は気づきませんでした。 むしろ耳のない自画像の方が印象に残っています。

展示の仕方にもよると思いますが、今回ばかりは「距離を置きたい。」と思った一枚でした。

誰が描いたか種蒔く人を。

誰が買ったか種蒔く人を。

合掌。

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