6月26日に撮った写真が続きます。
博多口の飾り山は、JR博多シティの夏の顔とも言える大きな飾り山です。
2016年の9番山笠の表は「猛将幸村夏之陣」で、テーマは天神一丁目の見送りと同じです。
こちらは真田信繁ではなくて、真田幸村。
飾り山には人形師の個性が出ますが、何しろこれだけの大作ですから体力が伴わないと作れないでしょう。
兎に角、気合が入っている事だけは確かです。
飾り山の武将は上から順に、豊臣秀頼、後藤又兵衛、真田幸村、徳川家康、伊達政宗です。
武者人形のオンパレードです。
最初の三人です。
真田幸村の上が豊臣秀頼で左上が後藤又兵衛。
左下が徳川家康で、真下が伊達政宗です。
幸村は、正に武者人形。 中心人物ですから、人形師の腕の見せ所でしょう。
徳川家康の醸し出す雰囲気も見所です。
若武者の伊達政宗は、評判通りの傾奇者です。
かなり力の入った作品ですから、見ている方も疲れます。
なので、見送りは緩いテーマになっています。
2016年の見送りは「華丸・大吉のなんしようと?」でした。
What are you doing?
人気のコンビではありますが、それにしても飾り山が上から目線で問い掛けるなんて、スフィンクスみたいですね。
ちなみに、今でも私の心に残っている博多口の飾り山の見送りはサザエさんです。 赤いワンピースを着て、カツオの投げたボールをバットでカーンと打ち返している様子が、何とも若々しくて好感が持てました。 熱男に負けない熱女だと感服した夏でした。
今年の梅雨はかなりお天気が荒れていますが、これから熱い夏がやってくるんでしょうか?
「無事に神事が済みますように。」と観る方も6月から祈っている2016年です。