明治生まれの祖母が娘のように可愛がっていた女性から、長崎のこももをいただきました。
91歳のご婦人です。 息子さんのお嫁さんの実家が長崎。
母の日のお祝いは焼き肉だったそうで、何でも食べられるお元氣な方です。
こももは縁起物の桃カステラを小さくしたものでした。 噂に聞く桃カステラは縁起物なので、通常は販売されていないと思っていましたから、サプライズでした。
有田の珈琲カップを出して、夕べは1人でおうちカフェ。
青い地球は誰のもの?
以前、そんなNHKのテーマソングがありました。
連日連夜の空中散布が始まって、青い空は無い物ねだりとなりました。 田舎暮らしなので、夜は静かなのですが、散布機の鋭い音が聞こえてきますから、うんざりします。 この冬は深夜の空中散布の音を聞くのが嫌なので、ずっと雨戸を閉めていました。
こんな日が続くと、思い出すのは、子どもの頃に祖母から毎晩のように聞いた満州の話です。 馬賊がやって来るから、現地の日本人は一箇所に集まって夜を過ごす。 夜が明けて、もう馬賊の襲撃は無いと分かってから、「またお会いしましょう。」と言って、自分の家に帰って行く。 子どもの頃は毎晩のように、馬賊の襲撃の話を聞かされて育ちました。 明治生まれの祖母は、満州で夫を亡くして1人で引き上げてきましたが、よっぽど恐い思いをしたのだと思います。
連日連夜、空から変な物を撒かれるのは、馬賊の襲撃のように緊迫した恐怖はありません。 「優しい虐殺」と呼ばれる所以です。
母が凹んでいる時は、甘い物を買って元氣づけていた祖母でした。 そんな彼女を懐かしく思い出しながら、亡き祖母と同じように私を元氣づけて下さる女性の存在に感謝しました。
こもももももももものうち。
セレンディップは何処にある?
ー 脳トレできる我が家かな。