バスの中から見える飾り山が気になる6月。
東流をパチリ。
中身は空っぽでも気になるものは気になります。
via PressSync
新型コロナに背を押され、ブログも整理の令和かな
3月1日まで、九州国立博物館で「古代日本と百済の交流」という特別展が開催されています。 国宝「七支刀」の展示期間は終わりましたが、百済仏の醸し出す「百済の微笑み」に出会うことが出来ます。 日本経済新聞に大きな広告が毎日出ていますから、今回は3回も特別展を見に行きました。
今の時期は、1階のエントランス・ホールに天神1丁目の飾り山があります。
昨年7月の博多祇園山笠の期間中に、実際に天神のパサージュ広場に飾られていた山笠です。
2013年は博多祇園山笠を全部見て回って写真を撮りました。
6番山笠は西流れの舁き山笠でした。
櫛田神社のすぐ近くにあったので、
じっくりとしゃがんでパチり。
標題は、蘭陵王。
人形師は、今井洋之氏。
7月7日の日はとてもラッキーで、
ちょうど恵比須流の所にいらした今井氏とお話ができました。
山笠作りは一枚の絵から始まるのだそうです。
先ずはイメージを一枚の絵にして、流の承認を得るのだそうです。
一枚の絵から3次元の山笠を作る間には何度も修正が入るので、
出来上がりは、最初の絵とはかなり違って見えます。
刀の角度とか、長さとかは全然違うと感じました。
舁き山笠は、最後の最後まで手を入れるという事でした。
作る人もいるし、乗る人もいるし、舁く人もいるし、それを支える人達もいる。
昨年は、どこの流かは忘れましたが、
舁き山笠の縄を締め直している男衆を見ました。
ご神体と一緒に大の男が乗った舁き山笠は重さ1トンほどあるそうです。
担いで5キロを駆け抜けるわけですから、尋常ではありません。
神事です。
走る山は、みんなで作りあげる山なんですね。
西流の舁き山笠を見たついでに、すぐ近くの
博多町屋ふるさと館で山笠の棒を担いでみました。
展示してある6本の内の1本だけが、少しだけ上に担げます。
今年は、7月7日に子ども山笠を初めて見ました。
日曜日の天神で、締め込み姿の女の子達を初めて見ました。
冬でもナマ足短パンロングブーツの若い女性が闊歩する街ですが、
夏の天神を締め込み姿で山を舁くの女の子はその上を行きます。
お天気雨でしたから、お日様も笑っていたようです。
信号もあるので、交通整理をしながらの舁き山笠でした。
ショッピングに来た人達に水がかからないように、
かなり気を使っていて大変だと思いました。
7月7日に見たもう一つの子ども山笠は、博多小の子供達が舁いていました。
商店街の中を、かなり速く動いていたのでビックリしましたが、
ちゃんと大人達が本腰を入れて水をかけていました。
山が通った後の商店街の路面は水浸しだったで、
デッキブラシでお掃除していました。
目から鱗の日曜日でした。
男衆の担ぐ本番は7月15日の早朝です。
KBCテレビの生中継、「走れ! 山笠」は7月15日朝4時からだそうです。