平成最期の日曜日に気づいたキリスト教と仏教の違い。
イエスの十二使徒には髪の毛がありますが、お釈迦様の十大弟子は全員がスキンヘッド!
九州国立博物館から提供していただいた画像を見ながら、金曜日に鑑賞した大報恩寺展を振り返って書いています。
今更ながら我が行灯ぶりに驚いているのです。
阿弥陀経の中で、36回も名前を呼ばれている舎利弗。
質問もしないのにお釈迦様からいきなり一方的に智慧を授けられたわけです。 知恵熱爆発で声も出ず、髪の毛も抜け落ちたのかと思いきや、十大弟子の全員がスキンヘッドです。
目犍連(もくけんれん)は、私のATOK2017では出ませんが、Macのライブ変換では一発です。 牛編に建の漢字がちゃんと出る。
目犍連については、
「いざという時は超能力が使えるのです」
と今回の特別展の出品目録に書かれていますが、「そうだろうなぁ。」と妙に納得できたりするのです。
快慶作の十大弟子立像は重要文化財です。
鎌倉時代の日本製なのですが、舎利弗も目犍連も人間というよりは、昨今のYouTubeの動画に出てくるようなグレイ系のエイリアンに似ています。
一口にグレイ系と言っても、ブルーの光を出して敵を瞬殺するような幼児タイプじゃなくて、自分が殺されることを知りながらも最後まで人類の言葉で大切なことを伝えようとする神官タイプの方。
音声ガイドで聴いた富楼那(ふるな)の話がストンと腑に落ちる。
やっぱり、グレイ系に違いない。
それにしても、阿那律(あなりつ)は、ATOK2017でもmacOSのライブ変換でもでてきません。
お日様を見過ぎて目が見えなくなったらしいのですが、出品目録の説明では
「眼は見えませんが、心の眼で見通せます」
と書かれています。
人の心が読める訳ですから、人間というよりはグレイに近い。
それにしても、阿那律に限らず、お釈迦様の十大弟子は全員が格好の良い頭の形をしています。
頭がピカピカなのは、前頭葉に智慧の光が差し込んでいて、しかも上手にカットされたダイヤモンドのように、その光を反射しているからではないのか?
密教におけるスキンヘッドはダイヤモンドヘッドの前提条件ではないのか?
羅睺羅(らごら)の頭を見ていると、そんな気さえしてきます。
金剛界曼荼羅とか立体曼荼羅みたいなものが、頭蓋骨の中にあるのではないのか?
お釈迦様やイエス様のように後ろがボーッと明るいのではなくて、頭の前がピカリと光っていますから、変なことを考えてしまいます。
それにしても、7歳だったお釈迦様のこのポーズ。
天上天下唯我独尊!
早い話が、「我はスーパースターなり。」
昭和な私は、サタデー・ナイト・フィーバーのジョン・トラボルタのポーズを思い出してしまいます。
アメリカ人の好きな、
ICHIBAN!
のポーズ。
日本では鎌倉時代のお寺にあったんですね。
何はともあれ、お釈迦様も悟りを開いたら、天を指していた右手の指が肩の下まで落ちました。
左手も膝の上に乗りました。
どちらも地上に戻ったワケで、UFOとも地下基地とも無縁です。
令和の前に気づいて良かった!
今回も九州国立博物館のぶろぐるぽに応募しました。 67枚の画像を提供していただいたので、平成最後の日曜日に、こんな馬鹿なことを書いています。
日本が平和な証拠です。
「天皇陛下、万歳!」
両腕を上げるのが、日本人かも知れません。
最後に、美男子で女性に人気だったと言われる阿難陀の合掌。
今夜も安眠。
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