太宰府天満宮の楠を見て

昨日は一つ仕事が片付いたので、
太宰府天満宮にお礼参りに行きました。

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初夏の飛梅です。

最初は福岡まで出るつもりでしたが、
西鉄電車の中で、何故か涙が出ました。
二日市で降りて、太宰府天満宮に足が向きました。

この楠を見た時に、理由がわかりまsた。

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前日、楠の葉が沢山落ちていたので、見るに見かねて
近くに住む一人暮らしの伯父の家の前の道路の落葉掃きをしました。

楠の大木が生えている土地は、
地主さんも代替わりで都会暮らし。
放ったらかしなので、見るに見かねた伯父夫婦が
長年、道路の落ち葉掃きをしてきました。

難病で倒れた伯母は昨年の5月に他界して、
80才の伯父はヘルパーさんの支援を受けながら一人暮らしです。
道路の落葉掃きどころではなくなりました。

こどものない伯父夫婦からは可愛がってもらったので、
伯父が倒れた後は、家の片付けや落葉掃きもしましたが、
私にできる事も限界があります。

その通りを散歩道にしている近所の人は

「大変だから、地主さんに言って切ってもらえば良い。」

としか言いません。

自然があって、歩くだけでも気持ちが良いからこそ
散歩道として使っているのでしょうが、お掃除はしない。

他にも落葉が気になる場所はありますが、
誰もボランティアでお掃除をする人がいません。

明治神宮の参道を掃き清める人がいます。
歩いているだけで、心が清められるのは、
掃き清める人達の気持ちが伝わってくるからです。
集めた落葉を背負って自然に返す優しさが伝わってくるからです。
明治神宮は亡くなった人に出会う場所だからこそ、命を大切にしています。

参道や清庭(さにわ)は人工のものです。
道路もそうで、誰かがお掃除をして初めて綺麗になります。

今日は雨の土曜日です。

鶯の声が聞こえます。

このところ、大気汚染が続いていますから、
鶯も雨の日の方が、声の調子が良いようです。

天のお掃除は、天使がしてくれるんでしょう。
大気汚染が続いた後で、雨が降る度に、感謝しています。

楠は切らずに、落葉掃きをした方が、健康でいられます。
自然は私達の命を守っているのですから。

きれいな酸素を創り出してくれる木を切ってしまったら、
大気汚染の続く中で、私達の命もいずれ絶たれるでしょう。

私の流した涙は、楠の涙だったと思います。

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