筥崎宮の大筒とイエズス会士

筥崎宮の放生会(ほうじょうや)に初めて出掛けました。

回廊の展示物の中に、思わぬものを見つけました。

木造の神社に似つかわしくない大筒です。

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てっきりグラバー絡みと思ったら、作ったのはイエズス会士。 目から鱗の大砲でした。

清朝の中国で康熙帝に仕えながら布教活動を行っていたフランドル(現ベルギー)出身のフェルディナンド・フェルビーストは、中国名で南懐仁(ナン・ファイレン)と呼ばれていたそうです。

日清戦争後に日本の支配を受けた後、中国は共産主義国家になりました。 宗教は徹底的に弾圧されたので、カトリックの布教活動は失敗したと思っていたイエズス会。 1980年台に中国にイエズス会士が残っていた事が判明し、奇跡だと喜んでいました。

そんな事を思い出しながら、世界最大の男子修道会であるイエズス会と九州との縁の深さを改めて知りました。

ビードロを、福岡の放生会ではちゃんぽんと呼ぶそうです。

筥崎宮の放生会には目から鱗が落ちました。

日本の文化は、本当にチャンポンなんですね。

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