8月4日に太宰府で撮った写真を整理しています。
今回も九州国立博物館の4階で葛飾北斎の日新除魔図を撮ることができました。
目に留まったのは、雨中獅子図です。
四角化しました。
風に吹かれる獅子も撮りました。
風の時代です。
四角化しました。
読めない漢字の獅子図がありました。
逆艫(さかども)獅子です。
逆艫が何なのか知らなかったので、ググりました。
波が荒れた時、船尾を前にして進む技があるのだそうです。
ここに来て、初めて腑に落ちました。
今年になってから、トランプがズボンを前後ろ反対に履いてメディアの前に現れたことが、ネットで話題になっていたのです。
その後、日本でも、菅さんや、二階さんなど、ズボンを前後ろ逆に履く政治家が次々と現れて、ネットではサカサマーズと呼ばれるようになりました。
腰から下を前後反対の状態で荒波を航海するのは、何も今に始まった事では無いんですね。
老骨の葛飾北斎だって、気持ちの上では、立派なサカサマーズだったわけです。
いずれのことにも先達はあらま欲しけれ。
雨ニモマケズ
風ニモマケズ
新型コロナにも負けない
そういう獅子に私はなりたい。
「ライオンズゲートが開いた。」
とか、
「風の時代になった。」
とか言われても、昭和な私にはピンと来ませんでした。
でも、サカサマーズは分かりやすいです。
令和3年の晩夏になって、ようやく現状を理解した福岡ゆうちゃんです。
写真の整理は時間を費やすだけの価値があります。
お籠り生活の皆様にも、写真の整理をお勧めします。
四角化と
スマホで徐魔の
令和かな
目力ですね。
合掌。