太宰府はお天気が変わります。
昼間はポカポカ陽気でも、夕方には急に風が出てきて怪しげな雰囲気になります。
2月13日に九州国立博物館を訪れた帰りに、表参道を歩いて帰る時に撮った写真です。
淀んだ空に輝くお日様が、やけに大きいので気になりました。 ところが、見ている内に2つに分かれて輝いたので、ビックリ。
写真じゃ分かりづらいのですが、どちらも輝いているのです。
まるで大きな太陽の下にもう一つの小さな太陽があるような感じです。 狐に摘ままれたような夕方でした。
太宰府天満宮は安楽寺というお寺ですが、一応鳥居があります。 表参道の早じまいのお店は、午後5時を待たずにに店の前を掃き清めます。 さっさと商売を終えて看板を下ろすのです。
海外からのお客様を乗せた観光バスは午後5時になっても駐車場にやって来ますが、参拝は日の高い内に済ませるのが良いようです。
「行きは良い良い帰りは怖い。」
天神様の細道は、広くなってもやっぱり怖いと思う未年です。
2月13日は初庚申でした。 太宰府からすぐに帰るつもりでしたが、福岡まで出て猿田彦神社でお猿のお面を求めました。 変なお日様を観た後で、猿田彦神社から帰る人を西鉄電車の中で見かけました。 咄嗟に「猿のお面!」と思った夕方でした。
猿田彦
見ざる言わざる
聞か猿さ。