ここ数年、福岡天神が気になります。
警固公園がスッキリしました。 安全の為に平らな公園になりました。 目に入るのは、人工的に配置された緑です。
東日本大震災の後、みどりのカーテンが流行って、福岡の街を歩いていても、壁面緑化が増えたように感じます。 人工的な緑が増えましたから、ますます気になるのがアクロス福岡の存在です。
あの、アクロス山です。 週末や祝日に解放される、展望台までのステップ。
通りの手前から見ると、天神中央公園の緑と一体化しています。
大成建設が、東京に大手町の森を作ったそうです。 都会の公園面積が狭いと言われ続けてきた日本。 ようやく、都会に森と呼べるような緑の空間を作る時代がやって来たようです。
東京で最大の人工的な森は、代々木の杜でしょう。 明治神宮の御苑で、小雨に濡れる狸を見た時は驚きました。
首都のパワースポットと言われる、あの照葉樹林に囲まれた明治神宮の存在感。
人工の緑は、創った人達の使命感と維持管理する人達の使命感に支えられていると感じる昨今です。
杜と森の違いはそこにあると思うようになりました。
日本の森林は、ほぼ100パーセント人工だと聞いています。
その先陣を切ったのが、神様達だったんですよね。
ガーデニングが趣味だった神様もいるそうです。
神話の世界に遡る時が来たように感じる2015年です。