九州国立博物館の特別展、
ボストン美術館「日本美術の至宝」の最終日が近づいてきました。
ベルリン国立美術館展の時は、
どうしても諦めきれずに最終日の前日に訪れたので、
大変混雑していて、ゆっくり鑑賞できませんでした。
今回もやっぱり諦めきれなかったのですが、
前回の大混雑で懲りたので、少し考えて
週日のお昼時を狙って行くことにしました。
ちょうど春休みの時期なので多かったのですが、
それでも前回ほどの大混雑ではありせんでした。
あの曾我蕭白の雲龍図も、長谷川等伯の龍虎図屏風も
それなりに満足のゆく鑑賞ができました。
音声ガイドは中谷美紀さんの落ち着いた声でした。
夕方のNHKのニュースによると
1月1日に始まった今回の特別展は、
今日で20万人目のお客様がいらしたそうです。
ボランティアガイドの方に教えてもらった情報によると、
九州国立博物館は免震構造になっているそうです。
日曜日の午後2時からのバックヤード・ツアーで
見せてもらえるとか。
凄く変わった形の博物館ですが、
久留米市庁舎や久留米の石橋美術館なども手がけた
久留米出身の建築家、故菊竹清訓氏の作品だそうです。
天井は杉の間伐材だとか。
非日常の時空間に癒された一日でした。
美術館巡りは平日のお昼時がおすすめです。