今年の夏は熱かったです。
博多口のサザエさんは熱女でした。
カツオの投げたボールを、明るい笑顔でかっ飛ばしていました。
真っ赤なワンピースに真っ赤なバットだったので、かなり目立ちました。
もう一つ目立っていたのが、氷漬けにされていた真っ赤な指示棒です。
博多口の飾り山の前では、子供達が氷に触っていました。
天神のソラリアの飾り山の前でも、指示棒は氷漬けでした。
赤に赤ですから、かなり目立ちました。
当然の事ですが、動かないはずの飾り山が動いたら恐いです。
富士山が噴火したら恐いのと同じ。
舁き山もそうです。
鏡獅子も飾ってある時は大人しそうで綺麗でした。
ところが、動き出すと山は一変します。 鬣(たてがみ)を震わせながら動き回っている鏡獅子の雰囲気は異様でした。
追い山の後はすぐに舁き山を崩して鎮めの能を行う理由が良く分かりました。 早い話、山笠は火を噴く戦車メルカバです。
火山国日本は地震の国ですが、世界の縮図だそうです。
外八洲内八洲という発想があって、九州はアフリカにあたるのだとか。 福岡がどの都市に当たるのかは知りませんが、東京は大連だそうです。
世界の縮図であるならば、平和な日本でありますように。