9月に入って早々秋雨です。
灰色の空ですが、みどりのカーテンの後始末を始めました。
窓越しに灰色の変な空が見えてきたので、再び真剣に考えるようになりました。
やっぱり欲しい。 グレイに負けないみどり色!
これこそが緑のカーテンを始めた動機でした。
地球規模でジオエンジニアリングが行われていますから、変な空が日常化しました。
たとえ空を変える力は無くても、一個人でも出来ることがある!
その答えが緑のカーテンでした。
今年も緑のカーテンの撤去作業を始めましたが、変な空が見えてくるとやっぱり欲しい。
グレイに負けない緑色!
一体何だろう?
良く良く目を凝らして見たら、答えが目の前に在りました。
青虫君です。
8月30日は、白花夕顔のハートの葉っぱの上にいました。 ユーモアのセンスがあって可愛いと思いました。
青虫ですから、翌日はハートを半分食べました。 白花夕顔は良い香りのする花です。 葉っぱも美味しいのでしょう。
一匹だけかと思ったら、一回り大きいのがもう一匹。 白花夕顔の大きな葉っぱをバリバリ食べていました。
火曜日は目から鱗が落ちました。
朝は結構降っていましたが、雨に濡れながらも爆食いしていました。まさに生きる力は食い力。 これには恐れ入りました。
午後は雨が止んだので、餌場を求めて移動中でした。
水曜日は、惚れ惚れしました。 とても綺麗な青虫です。
もう一匹も筋がハッキリ見えています。 体長も同じぐらいになりました。
木曜日は2匹とも巨大化。 どちらも存在感がありました。
大人しくぶら下がっている方は、白花夕顔の一部のように見えます。
しがみついている方は、やっぱり青虫です。
今日はハッキリ個性を感じました。 午後からは気温が上がって、みどりのカーテンも少しは水不足を起こしました。 西日も強い夕方でした。
一匹はこんもりとした西洋朝顔の繁みに向かって移動していました。
もう一匹は、プランターの地表近くまで下っていました。
兄弟の筈ですが、かなり行動パターンが違います。
白花夕顔に固執する一匹と、西洋朝顔も食べる一匹。
上に逃げる一匹と、下に逃げる一匹。
食べ物の好き嫌いはあるでしょうが、避難の基準は何だろう?
ワクワクドキドキの青虫君です。
これだけ大きいのがベランダのみどりのカーテンで動き回ると、変な空はあまり気になりません。
青虫が
変な空まで
食ったとさ。
こんな天使のイタズラは大好きです。