西鉄福岡駅の下りエスカレーターでこんな広告が目につきました。

「あのベルリッツが、とうとう福岡まで来たかぁ。」
英会話のベルリッツも内永ゆか子さんがCEOになったり、ベネッセの傘下になったりました。 2015年には、とうとう福岡までやって来たわけです。
30年前にベルリッツ・メソッドで鍛えてもらった日々を懐かしく思い出しました。はい、あのYes/No/Key/Orです。
例えば、I speak Japanese.と言う肯定文を与えられたら、咄嗟に4つの疑問文を作ってクラス内でQ&Aを行います。
Do you speak Japanese?
Yes, I do. I speak Japanese.
Do you speak Korean?
No, I don’t. I don’t speak Korean. I speak Japanese.
What language do you speak?
I speak Japanese.
Do you speak Japanese or Korean?
I speak Japanese.
こんな感じでクラスの仲間を叩き台に、4つの疑問文を作ってお互いに口答練習をしました。
1.相手からYesを取る疑問文
2.相手からNoを取る疑問文
3.相手に選択を迫る疑問文
4.相手からKey Wordを引き出す疑問文
いかにも訴訟文化のアメリカらしい英語教授法です。
ビジネス英語のコースブックを使って、ベルリッツ・メソッドで口答ドリル。 ネイティブ・スピーカーの講師から4人から6人ぐらいのスモール・グループでドリル学習を中心に学びました。
早い話、30年も前の英語教育を受けた私は古い人間です。 今では右脳と左脳をバランス良く使うような英語教授法も色々ありますが、かつてのミシガン・メソッドとかアーミー・メソッドの流れを汲む、左脳酷使形の教授法で口答ドリルをやった世代。 お陰様でfやv, th,rなど、かつて日本人が苦手とされた発音は全く苦にならないほど口だけは動きます。 でも、あの機械的に左脳を酷使する英語教授法にはトラウマがあります。
言葉は生き物です。
“Speak my language.”という話し手の意図がはっきりと感じられる場合、受け答えは変わってきます。 高圧的に”Do you speak English?”と言われたら、”Yes! I speak English and Japanese.”とは言いにくい。 高圧的に”Do you speak English or Japanese?” と問われたら、やっぱり”I speak Japanese.”とは答えにくい。
昨日はポカポカ陽気で天神中央公園の桜は満開でした。

福岡の英会話学校といえば、老舗のリトル・アメリカがあります。 LATEMと名付けられた教授法と内田へリーンさんの人柄を思い出しました。
クリスチャン
花に嵐の
金曜日
It’s Passion Friday. Passover began.
“Lamb of God, who takes away the sin of the world, have mercy on us…”