太宰府天満宮の表参道にある菓子処「梅園」さんです。 3月12日に天満宮に参拝した帰りに立ち寄ったら、表のショーウィンドウが、ほのかな桜色でした。
おもてなしのお花は「王冠」という見事な肥後椿。 雪柳が春らしくて爽やかです。
お軸は、「池塘 春草声」。
全く読めなかったので、帰ってから調べたら、朱熹の偶成の中に池塘春草(ちとうしゅんそう)という言葉がありました。 察するに、「池の畔に芽吹く声がする。」という意味でしょうか。 「塘」は「つつむ」という意味らしいのですが、知らない漢字でした。
春一番が吹きました。 黄色い蝶蝶がひらひらと舞い始める春が待ち遠しい強風の午後です。
皆様、どうぞご自愛下さい。