トリップアドバイザーからメールが届きました。
日本で人気のランドマーク10。
1位は京都の伏見稲荷大社でした。
京都の人気スポットは他にもありますから、これは意外。
2位が金閣寺。 マイクロソフトで財を成したかのビル・ゲイツ氏がデジタル肖像権を持つ日本の構造物です。
3位も京都で、清水寺。
4位は和歌山の高野山 奥之院。
5位は奈良の東大寺。
6位は広島の原爆ドーム。
7位は東京の明治神宮。
8位も東京で、浅草寺。
9位は京都の二条城。
10位も京都で、三十三間堂。
10個のランドマークの内、5個が京都市内にあります。 東京が2つ。 和歌山と広島と奈良が1つずつ。
神社仏閣が8つ、お城が一つ、そして原爆ドーム。
「こんなものかなぁ?」と思いつつも、日本の歴史を色濃く著しているトップ10だと思いました。
高野山以外は訪れたことがあります。
「もうどこかに行きたいと思わない。」
近年は、それほどアッサリした気持にさせる空模様です。
「何処に行っても空が恐い。」
それが、本音ですから。
6月6日はAKB48総選挙スペシャルが、ヤフオクドームから生中継されるそうです。 ソフトバンク・ホークスも今年は熱男だそうですが、屋根があっても行きたいとは思いません。
身の回りに緑の草木や色とりどりの花々がある事が一番の安らぎです。 人間は酸素を吸って、二酸化炭素を吐きますが、植物たちは逆に二酸化炭素を取り込んで、酸素を放出してくれます。 私が今、息が出来るのは、身の回りの植物達のお陰です。 せめて、元氣な内は手入れをしたいと思います。
トリップアドバイザーによるトップ10のランドマークの内で、一番心に残っているのは、7位の明治神宮です。 人工的に作られた代々木の杜と掃き清められた参道は、都会のオアシスです。 木製の巨大な鳥居をくぐる前に、深々とお辞儀をする人達を目にすると、日本人の宗教観の原点を観る思いがします。
参道をキレイに掃き清めて、落葉を山に返すのは地道な作業です。 参道脇に置かれた背負い籠と箒を見た時、お掃除をする人に会ってみたいと思いました。 何度目かの参拝で、ようやくお掃除をする人を見掛けました。思い切って話しかけてみたら、手作りの箒の作り方と、掃き掃除の仕方のコツを話して下さいました。
後日、同じ人から、我が家の庭にある花菖蒲と同じものだと思えるの花の名前の読み方を教えてもらいました。
明治神宮の御苑では、雨に濡れる狸の写真も撮りました。
ランドマークは、もう十分です。 東京に行こうとも思わなくなりました。
足元の大地が動かないことが、当たり前では無い時代です。
元氣な方は、元気な内に、どうぞ思う存分旅行なさって下さい。
Live Your Adventure.
合掌。