目に青葉、大気汚染とホトトギス

今日は夏日でした。
久留米は32度もあったそうですが、福岡県下の広範囲でPM2.5の値が高い1日でした。 大気汚染続きですが、PM2.5の値以上に気になるのが光化学オキシダントの数値。
先日から赤い数字でしたから、今日は無理をしませんでした。

夏日でしかも光化学スモッグの時は無理をしない!

今年初めてホトトギスの鳴き声を聴きました。
遠くから聞こえてきたのは、少し温度が下がってしのぎやすくなった夕方です。

今日は父の命日だったせいか、お昼時には近くでウグイスが鳴いてくれました。ウグイスは小さいので小枝に留まってから麗しい美声を聴かせてくれます。春の野鳥ですが、肌寒くて空気が湿って重い日が喉の調子が良いようです。
今年は大気汚染のせいか、鳴き始めるのが例年より遅く、しかも例年ほど鳴きませんでした。

ホトトギスは、ウグイスよりも大きな夏の野鳥です。
例年ならば、空を飛びながら

「テッペンカケタカ〜。 テッペンカケタカ〜。 テッペンカケタカ〜。」

と元氣に鳴いてくれますが、
流石に、大気汚染が酷い時は無理をしないようです。

大気汚染

影響が酷くなければ、もうすぐ今時の田舎の夏日がやって来ることでしょう。
田舎暮らしも様変わりして、まるで一年が二季になったような有様です。

1日の内に春夏秋が混在する時期がやってきます。
朝はウグイスが鳴き、それから蝉が鳴き、お昼時にはホトトギスが鳴く。 お昼休みを取って元氣を盛り返した蝉が2時頃になると大合唱を始め、日没後は温度が下がって、鈴虫やコオロギのコーラスが聞こえる。

ここ数年は春の黄砂だけでなく、夏も秋も大気汚染が酷いので、動植物も四季や二季を外れた生き方をしています。

人間様だって凹みますから、「お互い様ね。」と思って、美声を聴かせてくれる生き物たちに感謝しています。
大気汚染の空を撮ってもスマホでは現実とかけ離れた写真しか撮れませんから、下を向いて、しゃがんでご近所の花を写真を撮っています。 水辺に咲いたカキツバタが、にっこり微笑んでいました。

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ありがとう。

昨日は嬉しい母の日で、今日は父の命日でした。

お経を上げてくださるお坊さんも喉が痛くて辛そうでした。
風邪から肺炎になって点滴を受ける人が増えているそうですが、なかなか咳が取れず、微熱も取れないとか。
残念ですが、大気汚染が続く限り、呼吸器系への負担は軽減されないと思います。
外出時にはマスクとメガネ。 室内は、プラズマ・クラスターを24時間付けっぱなしです。

皆様も、どうぞご自愛ください。

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