太宰府天満宮の門前町にあるスタバは隈研吾さんのデザイン。
コンクリートに木組みなので、表で写真を撮る人が多い店ですが、
中に入って買い物したり、しばし寛ぐ若い中国人観光客が増えました。
時間帯にもよりますが、ホットスポットだと思います。
人がいなくても、ホットスポットだと感じますから。
椅子同士なんですが、
テーブルにライトが当たっていて、
まるで若いカップルが話してるように見えます。
インテリアって何だろう?
そんな事を考えさせてくれるお店です。
「あの椅子に座ってみたい。」
と思わせるような空間を作った人の頭の中を
別の席から眺めて楽しむ。
太宰府のスタバには、そんな楽しみ方があります。
実は、あの席に座ると、
こちら側の全く違った空間が見えます。
あの雰囲気からは、想像のできない空間です。
奥まった作りの店に入って、コーヒーを手に
右側の席を選ぶか、それとも左側の席を選ぶか、
歩きながら自分の席を探し出す。
限られた空間の中に、人生の縮図が在る。
スターバックス太宰府天満宮表参道店は面白い空間です。
中に入った中国人が驚いて、デジカメで撮りまくっていたりします。
コーヒーを口実に、
店舗の作りも、中の人間の在り方も楽しめる。
御自分でお確かめください。
美味しいコーヒーならば、他でも飲めます。
でも、あのスタバはオンリーワンなのです。