太宰府の鳥居とばいきんまん

太宰府天満宮に参拝すると
中国人観光客が面白いものを撮っています。
なんだろうと思ったら、アンパンマンでした。

日本人の私は、参道を歩きながら
鳥居と鳥居の向こう側の山を綺麗に撮りたいと思います。

人混みの時間帯は撮れないので、
門前町が静かになる夕暮れに鳥居を撮ったりします。

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そして、ふと、石ころ屋のバイキンマンに気づく。

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そして、写真に写っていない
こちら側にあるのがアンパンマンだと気づきます。

それから、あの中国人の男性が
しゃがみ込んでデジカメで一所懸命撮っていたのが
何だったのか、ようやく理解するのです。

中国人観光客にとって、太宰府天満宮は観光地。
門前町に3つもある鳥居よりも、
石ころ屋の前に1つしかないアンパンマンの方が
希少価値があるのだと初めて気づきました。

石ころ屋が表参道にできた理由が、
夕暮れの門前町を歩いてみて分かりました。
お地蔵さんじゃなくって、アンパンマンだから客寄せになります。

最初から、お客さんは外国人。
太宰府天満宮はホットスポットです。
東京で言えば、浅草のような。

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