浜勝のオランダかつと砥部焼の器

昨夜は3年ぶりにアクロス福岡にゲーリー・バートンがやって来ました。
愛弟子の小曽根真とのデュエットです。
CDに2人のサインももらって最高の夜でした。

最後のフランスでの長い一日を綴った組曲のタイトルの中に
コルドン・ブルーという名詞がありました。
料理学校の名前でもあるし、料理の名前でもある。

ネットで調べたら、チーズと肉を使ったフランス料理。
思い出したのが、浜勝のオランダカツです。

浜勝に行けば何か分かると思ったので、今日のランチは浜勝でした。
チキンカツとオランダカツの盛り合わせ定食を頼みました。

今日も目出度く完食。
食べ終わって器を見たら、真ん中にV O Cの飾り文字。
どこかで見た徴ですが、思い出せません。

前々から気になっていたけれど、波佐見じゃないし、浜勝の磁器についてお店の人に尋ねてみました。

砥部焼との事。

ヨーロッパに輸出されていたというので、東インド会社を調べてみたら、オランダの東インド会社の頭文字だと分かりました。

今年は福岡国際空港にKLMオランダ航空が就航して、ヨーロッパへの直行便が飛ぶようになりました。
天神と博多を結ぶ10万本のチューリップロードの写真を撮った春でした。

コルドン・ブルーと浜勝のオランダカツと砥部焼とオランダの東インド会社。
浜勝のチキンの梅しそ膳のお皿がフランス製のjarsだったから、
コルドン・ブルーでオランダカツを連想しました。

日本とオランダとは長崎の出島で貿易をしていた頃からのお付き合いです。
鎖国時代の象徴がVOCだったと思いますが、KLMの時代になりました。
そんな事に気づかされた浜勝でのランチでした。

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